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スウィングガールズ

B0006ZJAZK スウィングガールズ スタンダード・エディション
矢口史靖 上野樹里 貫地谷しほり
東宝 2005-03-25

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当然映画のクライマックスは最後の演奏シーンにあり、そこはとても素晴らしいものだけど、そこへ至る過程がなんとも。劇中で彼女たちが様々な試練を乗り越えていくのと同時に観ている自分も別の試練に耐えなければならない。もっと脚本を練ればもっといい映画になったのにと思うと残念。田舎の女子高生という設定にもかかわらず主役の上野樹里とその他ごくわずかを除いて皆そうは見えず、ある種の不潔感に拒否反応を起こしてしまった・・。最後は気にならなくなったけど。

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ロスト・イン・トランスレーション

B0000YTR5K ロスト・イン・トランスレーション
ソフィア・コッポラ ビル・マーレイ スカーレット・ヨハンソン
東北新社 2004-12-03

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夜中の三時に何となく目が覚めてしまい、ちょうどレンタルしておいたこの映画を観ました。
主人公の二人も不眠だったようで何となく苦笑。
外国人からみた東京が描かれているわけですが、自分も地方に住んでいるので目線は全く「あっち」側。「悪意や蔑視で描かれている」と憤慨している人は東京の生活にどっぷり浸っているんでしょうね。
全体にハリウッドらしからぬ淡い感じで進んでいく映画で結構気に入ってしまいました。
スカーレット・ヨハンソンがとても可愛かったけどこんな素朴な感じの人だったっけ?
ソフィア・コッポラは私より一つ年下で同世代だからなのか、音楽も良い感じにはまってます。
ビル・マーレイがカラオケでコステロを歌うのが少しうれしかったりして。

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パプリカ

今敏監督、筒井康隆原作、マッドハウス制作、声優: 林原めぐみ、江守徹、大塚明夫、古谷徹、山寺宏一、他

昔からの筒井康隆ファンなのでこれは是非!と上京の機会を利用して新宿で観てきました。
筒井氏はフロイトを始め心理学や精神分析に関する造詣が深く、昔から人間の精神世界の内部を刺激するような作品を多く発表しています。昨今よく映画の原作になるフィリップ・K・ディックも同様の世界を描いた優れた作品が多いのですが、何といっても筒井氏は日本人でありますからより我々の無意識に訴えかける度合いが強いのです。「遠い座敷」や「夢の木坂分岐点」、「エロチック街道」などを読めばそれがよく実感出来ると思います。

「パプリカ」は実写では無理でしょうし、最善の手法と思われるアニメによって映画化されました。
ストーリーは思いきりよく単純化され、映像的効果と、そして絞られた登場人物を魅力的に描くことに比重がおかれているように思われます。キャラクターデザインは「千と千尋の神隠し」と同じ人らしく、はからずも「これの大人版があったらなあ」という私の希望が実現されたことになりました。ただ予想(期待)していたよりファニーな印象で、無意識的な「怖さ」はあまり感じられなかったのが残念ですが、まあ、しょうがないかな。精神崩壊した氷室の心象風景や乾精次郎の異教的で淫靡な精神世界の忠実な映像化が観たかったけど本当におかしくなる人が続出するかもしれないし。

客層は私が行った時は子供がおらず老若男女とりまぜでした。

映画はよかったけどやはり原作にはかなわない。ということで本の紹介。

パプリカ パプリカ
筒井 康隆

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