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Oranges & Lemons XTC Virgin 2001-06-11 by G-Tools |
英国が誇るひねくれ系ポップ職人、XTCの1989年の作品です。ごくごく大ざっぱに言ってXTCは一貫してポップではあるものの、初期のパンク風のとんがった勢いのあるサウンドから密室系の個人的な世界へ落ち着いていくという歴史をたどったわけですが(過去形で書いてしまいました・・)、この “Oranges & Lemons” は密室系の “Skylarking”、”Nonsuch” に挟まれながらも明るく開放的な雰囲気に溢れています。これは前作でのトッド・ラングレンとの確執の鬱憤晴らしか、またこのころアンディ・パートリッジに子供が産まれたからではないかと勝手に思っています。当時のロッキング・オン誌に載った、アンディが赤ちゃんを抱いたものすごく幸せそうな表情の写真が今でも印象に残っていますから。個人的なことですがこのCDは大学受験のお供に持っていき、1年生の頃にもよく聴いていた思い出のCDなので、聴けば当時の出来事や気持ちがよみがえります。なおこの作品でドラムを叩いているのは現キング・クリムゾンのパット・マステロットだと最近知りました。クリムゾンでの彼のプレイはズンタカ重くて好きではないのですが、このアルバムではとても曲に合っていて良いので不思議です。
